
2003
| 日時 | 会場 | 出演 |
| 03年9月16日(火) |
新宿・Pearl Bar | 三槻 直子(vo)&後藤 浩二(pf) DUO |
新宿駅・東口から徒歩5分。 “夜のジャングル”(?)歌舞伎町を目前にしたビルの4階。 当夜の偵察現場、PEARL BARは、落ち着いた大人の雰囲気カモカモ、まるで“夜のオアシス”といった趣き。 『スイングしてナンボ』のコーナーでも御紹介した新CD“Dedicated to you”が大好評の三槻直子さんのLIVE偵察は久しぶり。 今宵は、同CDに演奏&アレンジメントで参加した後藤浩二さんとのデュオ・ライブです。 入店すると、丁度、ファースト・セット後のインターミッション。 三槻さんと、お互いに好きな英国のボーカリスト、Norma Winstoneのお話しなどさせて貰い、相変わらず気さくでオープンな人柄には安心します。
さて、かなり暗めに落とされた照明の中、セカンド・セットは、後藤さんのソロ・ピアノからスタート。 繊細さとダイナミズムが混在したピアノは、流石に日本ジャズ界のホット・スポット、名古屋で売れっ子になるだけのプレイだと思わされます。 続いて三槻さんが登場。 曲は、新作の冒頭を飾った“オールド・デビル・ムーン”。 CDでは大野俊三さんのトランペットをフィーチャーしたカルテットとの共演でしたが、当夜は、ピアノとのデュオということで、リズムの制約がない中、二人の丁々発止から、実にスリリングな展開に。 お二人の作りだす【音楽】は、とても広くて大きいですね。
曲は続いてやはりCDに収録されているイバン・リンス作、もはやニュー・スタンダードの一つと言って良いでしょう、“ジ・アイランド”。 そして、CDでは、大野俊三さんのトランペットとのデュオで聴かせていた“イッツ・イージー・トゥ・リメンバー”から、こちらも名スタンダードである“ビューティフル・ラブ”に移行。 MCでの的確な歌詞の解説、そして、メロディを愛しむような歌唱によって、これらの名曲が、より一層身近なものに感じられてきます。
セットの最後は、三槻さん得意のボッサ。 歌声自体に笑顔の花が咲いたような軽快な歌唱に、目をつぶればステキなカリオカ娘がレブロン海岸あたりを闊歩する姿が見えてくる。 目をあければ、窓越しに、歌舞伎町のネオンサイン。 なんだか不思議な気分。
翌朝の予定が早く、残念ながら1セットだけで失礼しましたが、是非またタップリと聴きたいなぁ、という思いがイッパイになったライブでした。