
2003
| 日時 | 会場 | 出演 |
| 03年10月3日(金) |
吉祥寺・赤いからす | 平賀 マリカ(vo) 高嶋 宏(g)トリオ with 中村 新史(org)、正清 泉(ds) |
(セカンド・セット)@ノーバディ・ノウズ・ユー・ホエン・ユー・ダウン・アンド・アウト(trio)、Aブルース(trio)、B恋に恋して、Cマイ・フェイバリット・シングス、D君の友達、Eオールライト・OK・ユー・ウィン
【男】のハードネス&テンダネスを存分に味あわせてくれる、最高に格好良いギタリスト、高嶋宏さんのLIVEを聴かせて貰うのは本当に久しぶり。 2001年6月末の吉祥寺SOMETIMEでの“高嶋宏&The Soul Meeting”のLIVEに完全ノックアウトされ、その時の「偵察日記」は当HPの「想い出のアーカイブス」に保存されていますが(探してみてね、笑)、いやはや、もう兎に角、それは、それは、興奮、興奮、又、興奮のLIVEでした。 このところ、仕事の都合等でズッとLIVEに伺えませんでしたが、やっとのことでやって来ました「赤いカラス」。 しかも、当夜の共演は、平賀マリカさんであります。 マリカさんのお名前には以前から馴染みがあり、ジャズファンの先輩T氏の奥方が学生時代マリカさんの同級生だったとか、あるいは、当HPでLINKして頂いている「私が好きなジャズボーカル」の“ふじのさん”が絶賛していたり、又、僕が大好きな三槻直子さんが「親友で天才歌姫」と評されていたり・・・。 ここまで条件が揃いながら、どうして今までマリカさんのLIVEにお邪魔しなかったんでしょうね?って自問したくなってきますが(苦笑)。 ああ、まだ、まだ、totorom、モグリのジャズ・ファンでございます(爆)。
さて、来店すると、ファースト・セット終盤。 う〜ん、良い感じ、良い感じ。 インターミッション中に、高嶋さんに御挨拶にいくと、マリカさんを御紹介頂き、お二人の気さくな御人柄には、感謝、感謝。 セカンド・セットとなり、お〜っ、出たぁ、ブルース決定版、あのクラプトンも演っていた「ノーバディ・ノウズ・ユー・ホエン・ユー・ダウン・アンド・アウト」。 いきなり濃ゆいところで攻めてきますね。 当夜の高嶋宏トリオのメンバーは、オルガンに中村新史さん、そして、ドラムに正清泉さん。 ともにヤマジョー・バンドでも活躍中の活きの良いジャズ・メン。 中村さんは2台のハモンドとベース・ペダルを駆使しながら、分厚い、しかし、厚ぼったくならない新鮮なサウンドを聴かせてくれます。
高嶋 宏(g)
中村 新史(org)
正清 泉(ds)
ウェス・モンゴメリーのブルースのトリオ演奏に続いて、いよいよマリカさんがステージに登場。 曲は、「恋に恋して」、そして、「マイ・フェイバリット・シングス」とお馴染みのスタンダードが続きます。 低音から中音域の響きがタップリしていて、本当に安心して聴いていられる、美しい歌です。 素人がこういうこと言うと失礼でしょうが、思わず、いやぁ〜、やっぱり上手いなぁ、と心の中で呟くことしきり。 歌声の輪郭がシッカリしているから、アンプリファイされたオルガン・トリオとの共演でも歌が埋没することなく、バンドと共に盛り上がっていく箇所を高音で歌っていてもハッキリと歌声が【見えてくる】のですよね。 70年代ポップスの名曲「君の友達」から、50年代のベイシー楽団でジョー・ウィリアムスが歌ったチャーミングな「オールライト・OK・ユー・ウィン」へ移行するなど、選曲のバラエティも幅広く、う〜ん、流石だぁ。
サード・セットは、トリオ演奏でファンク調の「キャラバン」からスタート。 続いて、マリカさんが昨年発表された最新作のタイトル曲である「マイ・シャイニング・アワー」を演奏して歌姫を迎え入れる、という粋な計らいの高嶋宏トリオ。 そのお返し、とばかりに(?)、マリカさん、サード・セットの1曲目に、高嶋さんの最新作「デュオ」にも収録されている、トゥーツ・シールマンスの名曲中の名曲、「ブルーゼット」を持ってくる。 夢見心地にさせてくれる歌と演奏に、ただただ、も〜、御酒が美味くて、美味くて、あ〜、ボトルが空いちゃうよぉ〜(笑)。 高速の「ブロードウェイ」から、ユッタリ&ネットリな大人の世界、ジョージ・ベンソンの名唱・名演でお馴染みの「ディス・マスカレード」に持って行くあたりもお見事! 最後は、ご存知「4月の思い出」で大団円。
今宵はタップリと大人のジャズが味わえて、満足、満腹、万々歳! 美味しい音楽と美味しい御酒・・・何度でも味わいたい、極上のヒトトキなり。
平賀 マリカ(vo)